みなさん、ちょりーっす♪
カミュ杯も終わって、ひと段落・・・・・・
している暇はありませんよ!(何
なんと、「かみゅなんの字牌コンクール」という
イベントが、すでに始まっているのです!
詳しくは、昨日の号外を見てください♪
そして、今日は久々にSSをひとつ書きました。
みんなが知ってるあの人のお話です♪
ゆっくりしていってね!
澄み切った空。まだ昇りきってこそいないが、
明るく輝く太陽。素敵な朝だ。
僕の名前はスネキチ。
桃色大戦ぱいろん、というオンラインの
萌え麻雀ゲームのゲームマスターの一人だ。
こんなすがすがしい気分の朝は、何か
いいことがありそうだ。
朝から素敵な気分で、自分の担当部署のドアを
開けて、大声で挨拶をする。
「おはよーございまーっす!」
近くの社員達から挨拶が返ってくる。そして、
遠くから僕を見て、近づいてくる人が。
くr・・・ころね先輩だ。
「あら、スネキチおはよう。」
「ころねさん、おはようございます!」
挨拶をされたので、元気に返す。今の僕は最高にいい気分だから。
「スネキチ、元気そうね。じゃあ・・・早速仕事を頼むわね。
お問い合わせの【その他】が200件くらいあるから、
全部に目を通して報告書を作ってちょうだい。」
ころねさんは、笑顔で僕に書類の山を突きつけ、
自分の席へと戻っていった。
・・・前言撤回。ものすごく嫌な朝だ。
くr・・・ころね先輩に押し付k・・・げふげふ、
まかされた仕事を終わらせ、昼食を終わらせた僕は、
自分の席へと戻る。さぁ、あとはゆっくりと
ちょこちょこした仕事をするだけだ。
「スネキチ、ちょっといいか?」
そこへ、声をかけられる。振り向くと、
ももにん先輩がいた。
「ももにん先輩、なんでしょうか?」
「いや、スネキチ暇そうだから仕事頼もうと思ってな。
お問い合わせの【要望】が500件くらいきてるんで、
全部に目を通して報告書を作ってくれ。」
「え、ちょ・・・さっき、【その他】200件に
目を通してようやく報告書できたばっかりですよ!?」
「そんなの知らん。」
「え、いや・・・少し休憩させてくだs・・・」
精一杯の抵抗をしてみる。すると、ももにん先輩は
遠くのほうを見て、語りかけるように声をかけた。
「スネキチ・・・。これからの季節、北国は
涼しくていいだろうな・・・行ってみるか?」
・・・脅しですか、ももにん先輩・・・。
「・・・わかりました、やりますよ・・・。」
渋々と了承する。ってかするしかない・・・。
「そうか、頼むぞ。俺はユーザーのみなさんと
交流を深める仕事に行ってくるからな。」
(絶対押し付けだ・・・サボって遊んでくる気だ・・・。)
そう思いつつも、しょうがないので仕事を引き受ける。
ばいばい、ニコニコ動画・・・。
もうすぐ夕方5時。ももにん先輩に押し付けられた
仕事もなんとか終わり、あとは帰宅の準備をするだけになった。
今日も一日頑張った。帰る前にINしていこうかな~。
とか考えていると、ころね先輩がやってきた。
「スネキチ、これから用事はあるかしら?」
ころね先輩・・・これは、お誘い!?これは断れない・・・。
「いえ、何もないですけど・・・。」
さりげなく、暇をアピール。先輩に誘われたら断れません。
僕の返事を聞いたころね先輩は、こっちをまっすぐ見る。
「悪いけど・・・22時まで残業してもらえないかしら?
ユッカがちょっとやらかして、お仕置き中なのよ。」
「・・・ユッカ、何やらかしたんですか・・・?」
かなり落ち込みかけたが、ころね先輩の前でそんな表情を
出すわけにはいかない。声を振り絞り、理由を聞く。
「ユッカはね・・・ビール飲みながら仕事してたのよ。
しかも、おつまみまで持ち込んで・・・。そういうわけで、
申し訳ないけど頼んだわ、スネキチ。」
そう言ってころね先輩は、帰宅の準備をして帰ってしまった。
・・・あのバカユッケのやつぅぅぅぅぅぅぅ!!
こうなったら、INしてユッケのアホっぷりを
言いふらしてやる!ウケケケケ・・・。
「|∋゚)こんばんは、みなさん」
ユーザーのみなさんに挨拶をする。
「スネキチさんこんばんは~」「ういーっす」
「ちょりーっす」「オ久志振り~」「ノ」
次々と挨拶が返ってくる。これだけで、廃れた気分を
一気に吹き飛ばしてくれる。交流って素晴らしい。
「すねちゃま、遊ぼうぜ~」
ユーザー様の一人が、対局に誘ってくる。しかし、
今日はユッカの仕事も押し付けられているので、無理だ。
「(゚∋゚)今日は忙しくて時間ないねぇ~。
でも、面白い情報があるんだよ?」
そして、ユッカの失態をチクって、ログアウトをしたのであった。
ふふふ、ユッカざまぁw
しばらくしてユッカが戻ったので、帰る準備をする。
遅くなったから、ママンの料理が冷めてると思うと悲しい。
そして、帰ろうとしたところに、顔を真っ赤にしたユッカが来た。
「スネ・・・スネキチ!おま、喋ったな!」
「・・・え、なんかあったの?どうしたの?」
なんとなく見当はついたが、知らん振りをする。
「INしたら、某ドSの人にいきなりいじられたぞ!
言いふらせるのはスネキチしかいないだろ!」
ユッカの声がだんだん大きくなる。
「何があったか知らないが、そのメタボ体型でそう熱く
なるでない。血圧がひどくなるぜよ。」
変な口調になったけど、落ち着いてこの猛牛を諭す。
「くっそー・・・おぼえてろよ!」
月並みな悪役台詞を吐いて、ユッカは
PCのほうへと帰っていった。
・・・あ、メタボって言われて傷ついたかな?
僕しーらないっと。
そして、家路に着く。はー、今日も1日よく頑張った。
明日も頑張るぞー、えいえいおー!
プルルルルル!プルルルルル!
いきなり、携帯が鳴る。出ると、ももにん先輩が
会社からかけているようだ。
「あー、スネキチ。まだ会社の近くだよな?」
「え、はい・・・そうですけど・・・?」
「よかった。ちょっと呼び出しくらってユッカしかいなく
なってしまうから、急遽夜勤頼むわ、それじゃ!」
「え、ちょま・・・」
ツー・・・ツー・・・ツー・・・
・・・どうやら、今日はコンビニ弁当片手に
会社へ篭ることになるようだ・・・。
スネキチの夜は、まだ終わらない・・・。 ~fin~
以上、「スネキチの日常」でした!
今回はここまでです。次回も読んでくださいね~♪
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