みなさん、ちょりーっす♪
今日は、久々にSSをのっけてみました!
・・・とはいっても、少し書いてたやつを仕上げただけですが(汗)
以前、「スネキチの日常」というSSをかきましたが、
今回はGMの日常第2弾「ユッカの日常」です。
「スネキチの日常」と時間軸がリンクしていますので、
スネキチの日常を忘れた方、見ていない方は
右側の「カテゴリ」で「SSなど」をクリックです♪
それでは、駄文ですが・・・どうぞ~!
ユッカの日常
はいどうも、ユッカです。
焼肉屋の某メニューとか、体の一部の
漢字一文字ではありません。ユッカ、です。
ユッカは今、清々しい朝の風景を見ながら、
会社へと歩いている途中なのです。
いつもの通りを抜け、会社の入り口の前に立つ。
今日も、ユッカの素敵なお仕事の時間が始まります。
会社へと入り、タイムカードを通す。
14:55・・・っと。5分前行動です。基本です。
・・・朝じゃない、とかツッコミをした人、それは
誤解ですよ。僕は夜勤なんです。
13時過ぎに目を覚まし、それから会社へ来たのです。
起きて2時間以内なので、朝と呼びます。ユッカルールです。
「みなさん、おはようございます!」
仕事場へ入ると同時に、元気な声で挨拶をする。
間違っても「ちぃーっす!」などと、慣れた挨拶をすると
黒い悪魔に殺されます。ユッカはまだ死にたくないのです。
しかし、誰からも挨拶が返ってきません。
ユッカはハブられたのでしょうか。涙目。
仕方ないので、もう一度挨拶をすることに。
「みなさん、おーはーよーうーごー・・・!」
「黙りなさいユッカ。その肉塊に入刀しますよ。」
挨拶の途中で、黒い悪魔・・・もとい、ころねさんが
低い声でとても怖い脅しをかける。たしかに、焼肉屋の
某メニューみたいな名前ですが、食肉にはなりたくありません。
よく見ると、新しいイベント用のBGMを社員みんなで
試聴していたようです。ユッカ、大失敗。てへっ☆
自分の席へ座り、パソコンの電源を入れ、仕事の準備をする。
そして、昨日から続けている作業を再開する。
・・・ちゃんと真面目に仕事してるんですよ?
ユッカは真面目で出来る子なんです。
1時間ほど作業に没頭した後、ちょっと喉が渇いたので、
通勤途中に寄ったコンビニで買ったドリンクを取り出す。
それをコップに注ぎ、くいっと一気に飲み干す。
「ぷはぁーーーー!生き返る!」
・・・と言いたいところでしたが、社内でそんな風に
叫ぶわけにもいかないので、心の中で叫びます。
そして、2杯目を注いで飲もうとしたその時・・・
「・・・ユッカ、何を飲んでるのかしら?」
突然、背後から声をかけられる・・・しかも、かなり
強い殺気をともなった、低い声。
「え・・・あ・・・こ、ころね先輩!こ、これは・・・
新発売の、炭酸入り麦茶です!スカッとしますよ!」
ダメもとで言い訳をしてみる・・・この言い訳はないか・・・。
「そう・・・じゃあ、その空き缶を見せてもらおうかしら。
まさか、麦茶にアルコールなんて書いてないでしょうしね・・・?」
くろ・・・もとい、ころね先輩の殺気が膨れ上がる。
こ、これはまずい・・・しかし、ユッカのボキャブラリーでは
この殺気を鎮められるような素敵ワードは検索不可能です。
ユッカ・・・大ピンチ!!
ころね先輩に連れてこられたのは・・・今は使われていない
ロッカールーム。かなーり薄暗くて怖いですよ、はい。
「ころね先輩・・・すみません、もう仕事中に飲酒しません。」
無駄とわかっていても、もう一度謝罪する。
「ユッカ・・・脱ぎなさい。」
ころね先輩が、土下座をしようとした僕を見下ろしながら言った。
「え・・・ころね先輩・・・まさか・・・!」
こんな人気のないロッカーで脱げ・・・ということは、
まさかまさかまさか!?ユッカにとうとう春がきましたか!?
お父さんお母さん、ユッカはクールな先輩を嫁に連れて
帰ることになるかもしれません。楽しみにしていてください。
「いいから早く脱ぎなさい。下着はそのままでいいわ。」
「は、はい!」
元気よく返事をして、ユッカは服を脱いだ。ころね先輩は、
その服を拾い集めている。
「ユッカ、脱ぎ終わったら正座。」
言われるままに、ユッカは正座をする。
ユッカが正座をしたのを確認すると、ころね先輩はなにやら
リモコンを取り出して・・・ピッ、とエアコンを入れた。
「ユッカ、この部屋で4時間正座ね。大丈夫、
クーラーを入れたから暑くはないはずよ。暑くは・・・ね。
18度に設定しておいたから。じゃ、正座してなさいね。」
そう言って、ころね先輩は部屋を出て行ってしまった。
・・・って!
「18度って!寒い寒い!ユッカ今裸同然ですよ!?」
下着一丁で正座しているユッカに、18度のクーラーは
やばいですよ!?冷凍ユッカになっちゃいますよ!?
とか考えているうちに、どんどん寒くなってくる。
「ころね先輩!ヘルプヘルプ!冷房は28度に設定が
基本ですよ!エコ!エコ!エコ!・・・ギブ!ギブ!ギブーー!」
しかし、ユッカの叫びは4時間後まで無為に終わったのでした・・・。
なんとか冷凍庫もどきから解放されたユッカは、
ユーザーの皆様と交流を深めるため、ぱいろんへINする
ことにしました。同期のスネキチには負けません。
「はいどうも、ユッカです。」
INしてすぐに、ロビーの皆様に挨拶をします。
「ユッケこん~」
「毛、おいーっす」
「ユッケおつかれ、またね~」
・・・一人だけひどいことを言ってるようですが、
ユッカは大人なので華麗にボケ返すことにします。
「はい、お疲れ様です、また・・・!」
これぞ華麗なボケ返し!みんながきっと
止めてくれるはずです!・・・が。
「ユッケもう帰るのか、おつ~」
「ユッケさぼるなよー」
「ばいばーい」
・・・誰も止めてくれません。ユッカ涙目。
「・・・止めてくださいよ、帰りませんよ・・・。」
下手なボケはやめておきましょう、はい。
そんなことを考えていると、
「そういえばユッケ~」
ユーザー様の一人が声をかけてきました。
この人は・・・GM陣の中でも有名な「GMキラー」の一人、
カミュナ氏!この人は、新聞などというものを書いていて、
この人の前で下手な発言をしようものなら・・・ガクガク。
しかし、だからといって無視はできないので、
「どうしましたか、カミュさん?」
なんだかんだで慣れている間柄なので、フルネームで
呼ぶことはなく、カミュさん、と呼んでいます。
返事をしたユッカに、カミュさんはニヤリと笑いながら
「ユッケ、仕事中にビール飲んでくろねさんに
お仕置きされたんだって?バーカバーカ!」
「!?!?!?」
な、なぜそれをこの人が知っている!?
ユッカが驚いていると、さらに
「その後、冷凍ロッカーに軟禁されたんだろ?」
今度は、別のユーザーさんに言われる。
「な、なぜそれを・・・!?」
ユッカは、重い口をやっとのことで開き、聞いてみました。
「いや、さっきすねちゃまが・・・w」
・・・あのやろおおおおおおおおおおおおおおおお!!!
同期潰しとは、なんてやつだスネキチ!!!
・・・まぁ、僕が軟禁されたぶん仕事を押し付けられた
らしいから、気の毒ではありますが・・・それとこれとは
話が違う!あのクチバシをへし折ってくれる!!
ぱいろんをログアウトした僕は、自分でも顔が真っ赤では
ないかとわかるほど熱くなりながら、スネキチのもとへ歩く。
「スネ・・・スネキチ!おま、喋ったな!」
「・・・え、なんかあったの?どうしたの?」
スネキチは、とぼけた表情で言った。
「INしたら、某ドSの人にいきなりいじられたぞ!
言いふらせるのはスネキチしかいないだろ!」
よりいっそう強い口調でまくしたてる。
しかし、スネキチは軽くニヤリとしながら、
「何があったか知らないが、そのメタボ体型でそう熱く
なるでない。血圧がひどくなるぜよ。」
変な口調で逆に攻撃をしてきた。
・・・だめだ、全然びびりもしない。
ここは一度引いたほうがよさそうですね、はい。
「くっそー・・・おぼえてろよ!」
そう吐き捨て、僕は自分の席へと戻るのであった。
その後、帰ったはずのスネキチが戻ってきて、
僕と一緒に夜勤・・・とはいっても、二人はかなり
離れた場所で仕事をしているので、言い争いは
しなかったものの、特に何も話すことなく時間が過ぎる。
ももにん先輩、「飲みに行きたいからスネキチ置いていく。
あとはよろしく!」とか言ってスネキチに夜勤を
押し付けてたなぁ・・・スネキチも不憫だ。
早朝7時。途中で休憩をとったとはいえ、
さすがにユッカの体は限界です。
新人とはいえ、これは働きすぎです。
でも、8時には退勤できるので、頑張ります。
あと30分で、自宅のベッドにダイブできる・・・
と思っていると、みすと先輩が出勤してくる。
「先輩、おはよーござーまーす」
「ユッカさん、おはよぉ~」
挨拶をすると、伸びまくった声で返ってくる。
いつものこととはいえ、しまりのない先輩です。
「そうそう、ユッカさん~、ころね先輩から伝言ですぅ~」
しまりのない声で、みすと先輩が続ける。
「昨日やらかしたから、17時まで勤務だそうです~。
いったい、何をやらかしたんですかぁ~?」
のびのびの声で、しれっと怖いことを言う。
「え・・・まぢですか・・・?」
ひきつりながらも、みすと先輩に聞いてみる。
「はい~。帰ったら解剖、だそうです~。では~。」
そう言い残し、みすと先輩は自分の席へと向かう。
「・・・もう仕事しながらビール飲むのはやめよう・・・。」
ユッカはそう心に誓いながら、炭酸入り麦茶(仮)を飲み干すのでした。
久々にかいたので、かなり・・・(ry
こんなものでも、多少の笑いなどがとれれば
嬉しく思います。
今回はここまでです。次回も読んでくださいね~♪
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